鉛筆
1957年から脈々と作り続けられているベストセラーがあります。三菱鉛筆のuniシリーズ。9Hから6Bまで17種類も作られ、そのうえHi-uniにはデッサン用の木炭に近い10Bというものまで存在します。
本体はインセンス・シダーという檜に属する樹木で、塗装はなんと9層におよびます。ボディーカラーは開発当時、国産の色鉛筆は24色程度だったので色鉛筆と区別できる高級感のある色にしたとのことです。もちろんこの色も発売当初のままです。
鉛筆の6角の形は机の上から転がり落ちないようにとの配慮から。太さは何度も何度も試作をして決めたようですが、体の大きさのことなる外国で作られる鉛筆とは、不思議なほどサイズの差異がないのはなぜでしょうか?
箸はほんの少しのサイズの違いで使用感が左右されます。鉛筆は使う度に短くなるのだから、削るたびに使いにくくなるかと思いきや、そうでもありません。それでも6センチぐらいになるとさすがにつかいにくくなるのだけれど、それを助けてくれるホルダーという秘密(?)兵器が存在します。これまたロングライフなのです。
未来デザイン 主宰者
桑沢デザイン研究所と日本デザイン福祉専門学校(旧称日本デザインスクール)にて学ぶ。在学中にプロダクトデザイン事務所のデザイン・アシスタントとして働いて以来、プロダクトデザイン一筋で様々な分野での製品開発に関わってきた。
卒業後、時計メーカーに移籍し最先端のデザイン開発に従事した後、仲間と共にスタツフデザインアソシエイツを設立。プロダクトデザインやデザインコンサルティングを長年に渡り手がけてきている。
プロダクトデザインの新しい地平を切り開くべく、現在も様々な分野に挑戦している。2014年には、デザインの力と町工場の製造力を繋げるため、未来デザインの前身となる「デザイン講座」を立ち上げた。2020年春には、京都芸大通信教育部に入学。
足立区が毎年秋に開催している「ものづくりフェスタ」に未来デザインとして参加し、「足立区工場から出た廃材スライム」というユニークな体験コーナーを出展しました。
「未来デザイン」で取り組んでいるCherish Gear プロジェクトのコラム。今回もテーマは、ロングライフデザイン。今回はカップ麺のデザインについて語ります。
先日の料理研究家の大瀬由生子先生のプレゼンテーションを受けて、未来デザインではプロダクトデザイナーの田口英紀先生が容器とパッケージのアイデアをプレゼンされ、皆で意見を交換しました。
未来DESIGNは、3年ぶりに開催された足立区の千本桜祭りに出展しました(2023年4月1日と2日の2日間)。大勢の人々が集まるところで初めて「チョコ・ザイ」をお披露目することができ、たくさんの方々にご購入いただきました。
クラウドファンディングの取り組み方法などを伺うために、クラウドファンディング・プラットフォームを提供するMakuakeの本社(渋谷)を訪問しました。
「未来デザイン」で取り組んでいるCherish Gear プロジェクトのコラム。今回のテーマは、ロングライフデザイン。あなたは、どんな筆記用具を使っていますか。