取扱い説明書
今年の始めにiPadmimiを購入しました。アップルコンピューターの製品はいくつか愛用しているのですが、相変わらず「マニュアル」は付いていません。そのかわり、90日間は「何でも聞いて頂戴」サービスがついています。期間が過ぎたら有料だそうで何ともアメリカらしい割切った対応です。
確かにマニュアルは読まれないことが多く、慣れてそこそこ使えるようになってから分厚いマニュアルを見ると「あ!ここにちゃんと書いてある」とか「ふーんそういう意味だったのね」ということが多々あります。製品を正しく有効に使っていただくために、日々メーカーのデザイナーは苦心しているのですが、「すごい!」といった取説に未だお目にかかったことがありません。
絵本の様な毎日見たくなる素敵な「取説」は何処かで産まれないものでしょうか。
未来デザイン 主宰者
桑沢デザイン研究所と日本デザイン福祉専門学校(旧称日本デザインスクール)にて学ぶ。在学中にプロダクトデザイン事務所のデザイン・アシスタントとして働いて以来、プロダクトデザイン一筋で様々な分野での製品開発に関わってきた。
卒業後、時計メーカーに移籍し最先端のデザイン開発に従事した後、仲間と共にスタツフデザインアソシエイツを設立。プロダクトデザインやデザインコンサルティングを長年に渡り手がけてきている。
プロダクトデザインの新しい地平を切り開くべく、現在も様々な分野に挑戦している。2014年には、デザインの力と町工場の製造力を繋げるため、未来デザインの前身となる「デザイン講座」を立ち上げた。2020年春には、京都芸大通信教育部に入学。
料理研究家の大瀬由生子先生をお迎えし、「味噌汁ボックス」プロジェクトのプレゼンテーションとデモンストレーションを行いました。
「未来デザイン」で取り組んでいるCherish Gear プロジェクトのコラム。今回もテーマは、ロングライフデザイン。今回はカップ麺のデザインについて語ります。
インスタクリップのクラウドファンディングの準備のため、プロのモデルのご協力を得て、キャンペーン用の撮影会を開催できました。
未来デザインのメンバーである原田明美さんの株式会社ニッソクが開発したプリントシートが、品川区の「メードイン品川」に認定されました。