原田 明美

株式会社ニッソク 代表取締役

プロフィール

エレガントな風情に、江戸っ子の気風と切れ味を併せ持った経営者。商社で勤務した後、3人の男子の子育てに専念。1992年からは、父の経営する株式会社ニッソクに入社、現在は代表取締役として経営全般に関わり、新商品開発や会社の顔として広報や営業活動にも積極的。

父が開発した貼紙防止用「マジックシート」を基に「プリントシート」を開発。プリントシートは、防災面では避難誘導表示、観光面では案内表示、商店街の活性化にも役に立っている。同製品は、2019年度に品川区の「メードイン品川」ブランドとして認定され、高い評価を受けている。

防災についての意識も高く、1991年に地域の消防団に入団、初の女性分団長となって分団を統括してきた。現在は団本部の分団長として活動している。

株式会社ニッソク

当社は、1962年に測地事業会社として設立し、当初は主に高圧電力発電所やダムの建設地の調査を行ってきましたが、1967年に電柱への貼紙紙防止用の「マジックシート」を開発(知的財産権取得)し、現在はマジックシートとその技術を発展させた様々な製品の製造販売に取り組んでいます。街の美観づくりのため、街灯、横断歩道、電柱、標識などで利用され、国土交通省や電力会社などを主要な取引先としています。1974年より現在の株式会社ニッソクに名称変更。2019年には品川区の「メードイン品川」ブランドに認定されています。

プリントシート

貼紙防止効果のある凹凸シートに鮮明印刷した「プリントシート」。このシートを使って、子どもから大人まで楽しめる賑わいのある商店街づくり(商店街の活性化)、災害に強い街づくり(避難誘導標示)、旅行者へのおもてなしづくり(案内表示)のお手伝いをします。永年お使いいただけるよう印刷の耐久性を向上させました。施工もプリントシートに加工を加え、誰でも簡単に取付け出来る製品として「楽プリシート」を開発しました。

品川区の「メードイン品川」ブランドに認定

「メードイン品川」ブランドとは、品川区内の企業が自社開発・実現化した優れた製品・技術を区が認定し、広くPRすることで、販売促進支援を行うとともに、品川ものづくりブランドのイメージ向上を図ることを目的としてます。2019年度は、株式会社ニッソクを含む4社が認定されています。

ホームページ: http://www.nissoku.biz/